「健康で長生きしたい」という願いが皆さん思う理想だと思います。そのほとんどが普段の食生活から摂る栄養によって決定されるというデータを見つけましたので、長生きするだけでなく健康な状態でいる「健康寿命」について調べてみました。
健康寿命と食生活
健康寿命とは健康であり続けながら老後の生活を送り続けられる年齢のことで、実際の寿命よりも少し短くなります。
健康寿命と平均寿命
平成26年内閣府「高齢社会白書」の統計によると、男性と女性の両方で以下のデータが発表されています。
平均寿命:79.55歳 / 健康寿命:70.42歳
平均寿命:86.30歳 / 健康寿命:73.62歳
このデータから「平均寿命 ー 健康寿命」を計算してみると。
平均寿命:79.55歳 ー 健康寿命:70.42歳 = 差:9.13年
<女性>
平均寿命:86.30歳 ー 健康寿命:73.62歳 = 差:12.68年
「差:」という表記で書かせて頂きましたが、意味するのは「健康でないけど生きている期間」という事になります。
男性も女性も10年前後は健康でない状態で生きていかなければいけないという残酷なデータになってしまいましたが、これは現実として受け止めなければなりません。
また、「介護が必要になった主な理由」というデータもあります。
介護が必要になった理由 ベスト5
平成26年の内閣府「高齢社会白書」より。
1位 脳血管疾患(脳卒中) 32.9%
2位 認知症 10.9%
3位 高齢による衰弱 10.5%
4位 骨折・転倒 7.0%
5位 心疾患(心臓病) 4.5%
1位 認知症 17.5%
2位 脳血管疾患(脳卒中) 15.9%
3位 高齢による衰弱 15.3%
4位 関節疾患 14.1%
5位 骨折・転倒 11.7%
女性は男性よりも寿命が長い為、老後の介護理由にも色々な理由が登場しています。
「認知症」「高齢による衰弱」を除けば、男女ともに40%以上の人が食生活で「健康寿命」を伸ばしたり出来るものではないかと思います。
「健康寿命」がいかに大切かという点が明らかになっていますので、普段の食生活をしっかりと気をつけて健康であり続けたいものです。
感想・今後について
このデータを見た時に僕自身は凄く興味深く感じました。
ただでさえ病気が多めの僕なのですが、老後の事を考えると本当に食事を大切にしなければいけないと切に思います。
せっかく、このブログを見て頂ける方がいるのなら、このブログでは僕が調べたり、見つけたりした「健康レシピ」のような記事も「新しいカテゴリ」として載せていきたいと思います。